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グループEの展望:スペインとドイツのグループ Group E outlook: Spanish and German group

グループEは、スペイン、コスタリカ、ドイツ、日本という構成。

これまでの実績や、現在のFIFAランキングから見ても、スペインとドイツが優位にある。

スペインは、ヨーロッパ予選でグループBを1位で突破。FIFAランキンでも7位とこのグループのトップ。

シャビ、イニエスタ、ビジャなどを擁して2010年南アフリカ大会で優勝してから、世代交代の時期に入りしばらく低迷していたが、次第に実力を上げてきた。

それでも、フランスのエムバペやポルトガルのロナウドのようなスター選手がおらず、ここぞという時の決定力不足には不安がある。

逆に言えば、特定の選手の調子に左右されない、バランスの取れたチームとも言える。

コスタリカは、北中米・カリブ海予選を4位で突破。FIFAランキングは31位で、このグループでは最も低い順位。

1990年に初出場を果たした時は、人口わずか100万人の国の奇跡といわれたが、2014年ブラジル大会から3大会連続の出場となり、常連国の1つになりつつある。

しかも2014年大会ではベスト8にまで進み、その時のメンバーが今回も残っている。

ただ、その時は開催地がコスタリカに近いブラジルだったので、中東で行われる今回の大会では苦戦を強いられるかもしれない。

ドイツは、ヨーロッパ予選をグループJで戦い1位で突破。FIFAランキングでは11位。

2014年ブラジル大会で、開催国ブラジルを準決勝で7-1で下し、そのまま圧倒的な強さで優勝しながら、続く2018年ロシア大会では、グループステージで1勝2敗で敗退という屈辱を浴びた。

ヨーロッパ予選では、ヴェルナー、ニャブリ、ギュンドアンがそれぞれ5得点とゴールゲッターが分散しており、チームとしてはバランスがとれている。

どんなメンバーでも、必ず優勝争いには絡んでくるという、かつての”ゲルマン魂”を取り戻す大会になるだろうか。

日本は、アジア予選ではグループBで戦いなんとか2位でカタールに駒を進めた。FIFAランキングでは24位。

1998年フランス大会から7大会連続での出場となるが、グループステージ敗退とベスト16を交互に繰り返しており、その順序から言えば今回はグループステージ敗退の大会となる。

ヨーロッパでプレーする選手が多いが、飛び抜けたスターはおらず、チームプレーをどこまで堅実に続けられるかが、この大会の結果を左右することになる。

しかし、日本にとっての今回のワールドカップは、グループステージのチームを決めた抽選会ですでに終わってしまっていたのかもしれない。

Group E consists of Spain, Costa Rica, Germany and Japan.

Spain and Germany have the upper hand based on their performance so far and the current FIFA rankings.

Spain finished first in Group B in the European qualifiers. 7th place in the FIFA rankings and the top of this group.

After winning the South African Games in 2010 with Xavi, Iniesta, Villa, etc., the team entered a period of generational change and was sluggish for a while, but gradually improved their ability.

Still, without star players like France's Mbappe and Portugal's Ronaldo, there are concerns about lack of finishing when it counts.

Conversely, it can be said that the team is a well-balanced team that is not affected by the condition of any particular player.

Costa Rica finished 4th in the North and Central America/Caribbean qualifiers. The FIFA ranking is 31st, the lowest position in this group.

When they made their first appearance in 1990, it was said to be a miracle for a country with a population of only one million, but since the 2014 Brazil tournament, they have participated in three tournaments in a row and are becoming one of the regulars.

Moreover, in the 2014 tournament, they advanced to the best 8, and the members from that time are still here.

However, at that time, the venue was Brazil, which is close to Costa Rica, so it may be forced to struggle in this tournament held in the Middle East.

Germany won the European qualifiers in Group J and finished first. 11th in the FIFA rankings.

At the 2014 tournament in Brazil, they beat the host country Brazil 7-1 in the semi-finals and won the tournament with overwhelming strength. However, at the 2018 tournament in Russia, they were humiliated by being eliminated with 1 win and 2 losses in the group stage.

In the European qualifiers, Werner, Gnabry and Gundogan each scored five goals, and the goal-getters are distributed, and the team is well-balanced.

Will it be a tournament that brings back the old “Germanic spirit” that any member will always be involved in the battle for victory?

Japan fought in Group B in the Asian qualifiers and managed to advance to Qatar in 2nd place. 24th in the FIFA rankings.

It will be the 7th tournament in a row since the 1998 France tournament, but they have alternately been eliminated from the group stage and the round of 16, and in terms of the order, this time it will be a tournament where they will be eliminated from the group stage.

There are many players who play in Europe, but there are no outstanding stars.

However, this World Cup for Japan may have already ended with the lottery that decided the teams for the group stage.



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